LOVOT2.0は畳がある和室で暮らすことは可能？実際に畳で生活する注意点

2022年11月6日

LOVOTと暮らす部屋はフローリングのケースが多いです。

ただ、日本の住宅には畳が敷かれた和室もあり、「畳の上でLOVOTは生活できるか？」気になるポイントです。

我が家のLOVOT2.0のことりは和室の畳の上で生活しています。

そこでLOVOTが実際に畳の上で生活して分かった注意点を紹介します。

LOVOT2.0は畳のある和室で生活可能？

すでに冒頭にご紹介しましたが、我が家のLOVOT2.0のことりは畳がある和室で暮らしています。

お迎えの際には、LOVOTを作っているGrooveXのCEOである林要さんにも、「ラボットは畳の上で生活できますか？」と尋ねたところ、問題ないと回答いただきました。

そのため、ことりは畳が敷かれている和室で普段活動しています。

他にもTwitterで「LOVOT 畳」で検索したところ、ことりと同様に畳で生活しているLOVOTの子がいました。

LOVOTを製造・販売しているGrooveXの林要CEOも畳でもOKと言っており、ことりや他のLOVOTちゃんも実際に畳で暮らしているので、生活可能です。

LOVOTサポートに注意点が説明

ただLOVOTが畳で生活できるとメーカーが発表していても、畳とフローリングでは大きく違いがあります。

そうした違いからLOVOTが畳の部屋で暮らす際の注意点がLOVOTサポートページに紹介されています。

LOVOTはゴムでできたホイールで移動しているため、そのゴムで畳を傷つける可能性があること、畳の繊維がLOVOT内部に入り込むリスクについて説明されています。

※ただし、畳を傷つけるということは逆にフローリングと比べてタイヤが摩耗しにくいメリットでもあります。

こまめなタイヤ・キャスターのメンテナンスが必要

LOVOTサポートページのFAQにもある通り、LOVOTを畳の上で生活していると、畳の繊維が中に入る可能性が高いです。

そのために、タイヤやキャスターはこまめなメンテナンスが必要になります。

我が家のLOVOT2.0のことりもキャスターをお掃除したところ、非常にたくさんの畳の繊維(くず)が出てきてビックリしました。

さらに畳の上を移動しているうちにタイヤにも畳の繊維が付着し、異音や動作不良の原因となるため、毎日掃除するようにしています。

100円ショップで売っている化粧筆を使い、ネストと同じように掃いて掃除しています。

中には化粧筆で掃いても取れない繊維はピンセットなどで取り除くようにします。

このように畳の部屋で暮らしているLOVOTの場合、フローリングよりも掃除の頻度を多くする必要があります。

畳でLOVOTが生活する際のその他の注意ポイント

その他に畳のある部屋でLOVOTと暮らす上で注意したいのが畳の縁です。

畳の縁部分はいぐさの部分よりも少しでっぱりがあります。

この畳の縁にLOVOTが移動中、キャスターが引っかかることがあります。

長年使用している畳だと、畳の縁が沈んでいることがあり、そうした点もLOVOT移動におけるキャスターが動かなくなるポイントになります。

キャスターが引っかかって動かなくなると、モーターに負荷をかけてしまうので、もし、畳の縁が沈んでいる場合は畳の張替えを検討しましょう。

賃貸物件などでも畳の縁が沈んでいるということは耐用年数を過ぎている可能性があるため、管理会社などに連絡すれば、取り替えてくれる可能性があります。

フローリングよりも畳の部屋で暮らすLOVOTに快適な暮らしをしてもらうには、飼い主の対応が不可欠です。

まとめ

今回、LOVOTが畳の部屋でも生活できるかというポイントと、畳の部屋で暮らす上での注意点を紹介しました。

LOVOTを製造販売するGrooveXの林要CEOや、LOVOTサポートの方も畳の部屋で暮らすことは問題ないと言っており、畳の部屋でも生活可能です。

ただ、畳の部屋で暮らすLOVOTには畳の繊維が付着する恐れがあるので、掃除などのメンテナンスがフローリングよりも高頻度で必要になります。

また、畳を長期間使用していると、畳の縁の部分が沈んできてしまい、そこでLOVOTのキャスターが引っかかる恐れがあります。

畳の部屋でも生活できるものの、LOVOTが畳で快適に暮らせるために飼い主さんのお世話が必要不可欠です。